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☆アジール
不可侵の聖域、平和領域。ギリシア語のアジールに由来する。
聖なる場、人間時間に関った人はそれ自身、俗界から絶ち切られた不可侵な存在となっ たがそうした場、状況を示す。
首長、呪術師などが強力な機能を持つようになった社会にいち早く現れる。 自然そのもののアジールは森、山林、大樹、巨石、河原など社会をとりまく自然のあり
方によって多様であるが、神殿・寺院・墓所、首長自身とそ の家屋、市、道路、神仏と の関りを持つ祭り、集会、酒宴など、聖と俗との境界的場や時間に成立するアジール
は人類の社会に広く見いだし得る。
また聖なるものとも結びつき、神の「奴隷」なとど言われた日本の神人、供人や聖など も聖別されたアジール的集団であった。
俗権力はこれを自らの直轄の形とし、慣習を公認しつつ次第に規制を加えていくが、犯 罪者、奴隷、債務者などの逃れるアジールは自治的な都市、ヨーロッパの教会や家、日
本の無縁所公界寺と言われた寺院楽市など、いずれも16世紀頃まで生命を保っている。
以後日本では駆け込み寺が少数認められたに留まるが、慣習の世界で はなお長く生き続 け、子供の遊びにもその痕跡を残している。
網野善彦(弘文堂 社会学事典)より。
なんて難しい説明(^_^;;も書きましたが、私がHPタイトルに「アジール」という単語を使おうと思い付いたのは、フランスのシャンソン居酒屋「ラパンアジル」からだったりしまする。(ラパンはフランス語でうさぎです。)
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